バラード曲を主体とし、全員が所属するE-girlsとはまた違う表現を見せてくれるFlower。初のベストアルバムは、そのグループの個性と足跡をギュッと凝縮した内容になった。そこに収録されるドキュメンタリー映像や、グループへの思いまでたっぷり伺った。

E-girlsでも活躍する6人が所属するグループ・Flower。彼女たちが歴代のシングルタイトル曲全てを収録し、約5年の活動の歴史を詰め込んだベストアルバムをリリースする!

鷲尾 一曲一曲が思い出深いです。これまでの活動では、メンバーの脱退など、本当に色々なことがありましたし、その経験があって今のFlowerがある、そう感じられる作品になりました。

中島 全国縦断武者修行ツアーの時期の『太陽と向日葵』を始め、思い入れの強い曲ばかりです。今までの私たちのことも、現在の私たちのことも理解し楽しんでいただける一枚になっていると思います。

佐藤 新曲として収録した『他の誰かより悲しい恋をしただけ』のMVの振り付けではバレエの要素を取り入れたり、今までとひと味違ったスタイリッシュなダンススタイルを取り入れたり、新しい挑戦を続けています。映像付きのパッケージでは、ミュージックビデオも時系列順に収録していますので、私たちのパフォーマンスの変化も感じていただけると思います!

坂東 タイトルの『THIS IS Flower THIS IS BEST』は、6人体制で活動する私たちの決意表明であるんです。すべての曲を(鷲尾)伶菜さんが歌い直してくれましたし、「これが今のFlowerです」という姿を見せようと、みんなで話し合いもしました。

――今回、ヴォーカルはすべて鷲尾さんひとりが担当してるんでしょうか?

鷲尾 はい。デビューした頃の曲などは一から録り直しました。ハモリなどの足りない部分も、すべて私ひとりで歌っています。昔の曲も新曲のような気持ちで歌いましたし、ひとりヴォーカルの新しいFlowerの世界観を楽しんでいただけたら嬉しいです。

――その「Flowerらしさ」というのは、どの部分にあると思いますか?

重留 E-girlsは明るくて元気でカラフルで、みんなで踊って楽しめる曲が多いですが、Flowerはバラードが主体。女の子が表に出せない感情や、恋愛の切なさを、伶菜の歌声と自分たちのパフォーマンスで表現する曲が多いです。同世代のグループHappinessが太陽だとしたら、私たちは夜を照らす月のようなグループだと感じています。そういう自分たちの世界観を詰め込んだアルバムにできたように思いますし、この先のツアーでも自分たちが持つ世界観を表現していきたいです。

映画の世界に入ったようなライブを作っていきたい

――DVDとブルーレイにはドキュメンタリー映画も収録したそうですね。

鷲尾 ひとりひとりのFlowerへの想いや、今まであまり言えなかったことも、赤裸々に語っています。

藤井 デビュー前のオーディションの合宿の映像や、みんなの小さいころの写真も入っています。また、デビュー当時からMVを撮ってくださっている久保監督や、コレオグラファーのAKIKOさんのように、私たちを身近で支えてくださっている方のお話も収録されています。いろいろな方向からFlowerを知ることができる映像になっています。

坂東 ドキュメンタリーでは、私たちの曲の作詞をしてくださっている小竹正人さんが、Flowerの歴史を花にちなんだ文章にしてくれています。そのファンタジックな雰囲気も楽しんでいただきたいですし、自分たちでも「Flowerっていうグループ名で本当によかった」と思える素敵な内容になったと感じています。

――Flowerは2ndアルバムのタイトルも『花時計』で、花にまつわるイメージを大事にされていますよね。

重留 この名前と出会えて本当に良かったです。私たちは本当にバラバラな地方から集まって、オーディションで出会い、このグループの活動を始めましたが、伶菜がドキュメンタリー映像の中で私たちの出会いを「必然だったのかも」と言っています。本当にそうだったなと自分自身も感じています。ドキュメンタリーを見て、これからも「自分たちでより濃い歴史を作っていきたい」と思いました。

――では最後に、これから始まる単独ツアーへの意気込みをお願いします。

重留 今回は6人体制になった初めてのツアーです。Flowerが持つ世界観をFlower Theaterを通して皆さんにお届けできたらと思っています!ぜひ、皆さんにはベストアルバムをたくさん聴いていただき、楽しみにLIVEを待っていただけると嬉しいです!