AKB48イチの酒好き、田名部生来が、10月10日に開催された、第7回「AK848グループユニットシングル争奪じゃんけん大会in神戸ワールド配念ホール」にて見事優勝! というわけで、仲良しの中田ちさとを迎えて酒好きの聖地・浅草のホッピー通りで祝杯をあげちゃいます。約10年間、AK848を支えてきた2人が酔った勢いで語る、いままでのこと、これからのこと……。

センターになるからには言いたいセリフだった

――今日は、先日のAKB48のじゃんけん大会で優勝した田名部生来さんと祝杯を! せっかくなので、仲良しの中田ちさとさんにも参加していただきましょう。ニ人はじゃんけん大会で対戦していますよね。

中田 2回戦で対戦したけど、私が負けて……。

田名部 私がAブロックを勝ち上がったあと、ちいちゃんが駆け寄ってくれて、「絶対、勝つんだよ、優勝するんだよ」って言いに来てくれて嬉しかったです。

――決勝のとき、会場はたなみん応援モードでしたよ。

田名部 全然わからなかったです。決勝の舞台では、静かな個室に閉じ込められた感じで、歓声が全然聞こえてこなかったんです。勝った瞬問にはちきれんばかりの歓声が聞こえてきました。

――漫画みたいな話ですね。

田名部 あと、相手の手がすごくス口ーに見えたんですよ。映像を見ると全然そんなことなかったけど。

――優勝コメントで「私のことは嫌いになってもAKB48のことは嫌いにならないでください」という前田敦子さんの名ゼリフを言おうと思ったのは?

田名部 優勝したら言おうって決めてたんです(笑)。やっぱりセンターになるときには、これは言いたいなと(笑)

――2人とも10年近くAKB48を続けてこれた理由はどこにあったんでしょう。

田名部 どうして続けられたんだろう……。ちいちゃんがいたからかな。

中田 つらいときを一緒に乗り越えてきたというのが大きいよね。

田名部 一緒にすごく頑張ったよね。

中田 たかみな(高橋みなみ)が「(卒業は)自分の中でこのタイミングだなと思うときがいつか来る」って言ってたんですけど、私にはそのときがまだ来てなかったんだと思います。

田名部 私はデビューしてからずっと「卒業」が頭の片隅にあったよ。でも「今じゃないな」というのがずっとあって。まわりかりは「そろそろ?」というオーラを感じたりもしますけど(笑)。生誕祭があるごとに毎年「卒業しないよね?」みたいな空気になります。

中田 そうなの! 生誕祭で幕が上がった瞬間からみんな悲しい顔をしてて(苦笑)。こっちは大丈夫なのに。

後輩がどんどん増えて先輩という立場を実感

――渡辺麻友さん、柏木由紀さんと同期の2人が先に進んでく様子を当時どう見ていたのですか?

田名部 すっごく悔しかったですね。最初のほうはみんな敵だと思ってたし(笑)、でも馴れ合う気もなかったし、今後アイドルとしてどうやって勝負かけていこうかって考えながら「負けてられない」という気持ちだけはあって。当時はみんなバチバチで負けず嫌いでした。

中田 よくシンディ(浦野一美)がチームをまとめてたよね。

田名部 シンディには本当に感謝してます。じゃんけん大会で勝ったときにもLINEが来て、「あなたが育ててくれたおかげです、ありがとう」って返信しました。私の育ての親です。

――中田さんがつらかった時期は?

中田 20歳ぐらいかな。もともとAKB48が大好きで入ったんですけど、当たり前だけど、前に出ていく子が注目されていく中で私はどうしても前に出られなかったんです。でも今はそういう時期を乗り越えました。

田名部 後輩のことで気になることがあったときに、以前ならもっと上の先輩が指導していたのに、今では古株のメンバー同士「誰が(後輩に)言う?」って話し合うんです。指導とか一番苦手としてたことなんですけど、ついにそれをやる番になったんだなって。

中田 わかる!自分たちはAKB48に長くいるけど、とはいえ後輩にグイグイ注意とかしちゃいけないんじゃないかと思っている部分もあって。でも先輩としてちゃんとアドバイスすることがAKB48のためになるんだって思って今はやってます。

後輩に刺激を受けて公演が楽しくなった

――「著名人公演」の前後から、キャリアの長いメンバーが公演に力を入れているように見えます。

田名部 著名人公演や「僕の太陽」公演では、チーム公演とは違う刺激を受けるんです。「こういうパフォーマンスもあるんだ」「こういうがむしゃらにやってた時代があったな」と思い出させてくれて新鮮で。この前もチーム4公演に出させてもらったんですけど、公演で頑張れる楽しさをあらためて感じました。

中田 岩本輝雄公演に初めて出たときに、みんながあまりにしっかりしてて、積極的に「こう思うんですけどどうですか?」ってー回ー回私に聞いてきたんです。後輩がこんなに頑張っているのに、長くいる先輩がなあなあでやってたら恥ずかしいから、ちゃんとしていないと、って思いました。

――2人が入ったときと今のAKB48は違いますか?

田名部 別物ですね。

中田 昔は先輩たちが口に出して後輩に注意をすることはあまりなかったんです。先輩たちの大きすぎる背中を黙って見て、私たち後輩は成長していったんですけど、時代が変わって、今は言葉でちゃんと伝えていかないといけない。「私なんかが」と思ってたけど、やっばり長くいる以上、伝えるべきことはちゃんと伝えないと思うようになりました。

田名部 最近いい役割をしてくれてるのが13期生の子たちで、ゆいりー(村山彩希)とか岡田(彩花)ちゃんとか、後輩たちに対して目を向けていてくれて。後輩から刺激を受けて、もっと自分がちゃんとしなきゃなと思う部分も増えましたし、前よりもAKB48のことをちゃんと考えられるようにもなりました。AKB48ってもっと頑張れるし、自分たちでもっと違うAKB48が作れるんじゃないかなって。

中田 横山(由依)だけに負担をかけさせたくないと思うし。

田名部 泣かせたくないしね。って、今夜は酔ってるからか、ちょっと真面目に語りすぎたね(笑)