NM848の1期生として、長年に渡ってグループの屋台骨を支え続けてきた上西恵。卒業を間近に控えた彼女は今、リアル妹である5期研究生・怜に対してNMB48スピリットを徹底的に叩き込んでいる。姉に憧れ同じ道を選んだ妹と、妹のポテンシャルに惚れた姉――上西姉妹の夢はまだまだ終わらない!

怜は、すぐに姉の私を超えていってくれると思う

――今回、姉妹そろっての初登場!姉妹で取材を受けたことはこれまでにありましたか?

 いえ、今日が初めてです。朝会った時ゃメイクルームで会った時は若干照れくさかったんですけど、この部屋に入ってからは落ち着いていますね。

――怜さんはいかがですか?

 取材自体まだそんなに受けたことがなくて、これまで緊張してあまり笑えなかったんですけど、今日はお姉ちゃんと一緒なので……頑張ります(笑)

――恵さんは、取材を受ける時の心構えやアドバイスを怜さんに伝えたことはありますか?

 私もあまりしゃべるのは得意なほうじゃないので強くは言えないんですけど、「思ったことはバンバン言ったほうがいいよ」とは言いました。

――では怜さんも今日は緊張せずバンバン思ったことをしゃべってもらえたらと思います(笑)。まず、怜さんがNMB48に入ろうと思ったのは姉である恵さんの影響が大きいそうですね。

 はい。私はモデルさんになりたかったんですけど、お姉ちゃんがそういう雑誌にいっぱい出ているのを見て、自分にもできるんじゃないかなと思って。公演も何度も見ていて、お姉ちゃんの生誕祭を見たらファンの方からものすごく愛されていて、私もこんなファンの方に出会いたいと思ってNMB48に入りたいと思いました。

――そのことについて、恵さんは怜さんから相談は受けていましたか?

 ずっと芸能界に憧れているのは知っていて、「NMB48のオーディション、いつあるの?」ってずっと聞かれていたんですよ。だから、ちょうど私が出た公演で5期生募集の発表があったので、即「オーディションやるから、受けたら?」って伝えましたね。……でも、オーディションの結果の通知が来るの、めっちゃ遅かったよね?

 うん、全然来なくて……。

 「もう無理ちゃうかな」と思っていたら最後の最後で合格通知が届いて、「よかったー!」と思いました。

――最初から怜さんのNMB48入りを応援していたんですね?

 はい。NMB48での活動は本当に楽しいし、いろんなことを学べるので。

――止めることはなかったんですね。

 私、NMB48に悲しい思い出が全然なくて。楽しかったことが多過ぎたから、ぜひこの気持ちを妹にも味わってほしいと思っています。

――怜さんに一番味わってほしいことを挙げるとしたら?

 ライブでのファンの方からの声援ですね。ファンの方から愛されて応援してもらうってこんなに幸せなことなんだ、って知ってもらいたいです。あとはいろんな番組に出ることで、しやべる力を身に付けてもらえたら。

――そして、6月のお披露目からもうすぐ半年になります。10月からは研究生公演も始まりましたが、怜さんの今の率直な気持ちを教えてください。

 最初はあまり忙しくなくて、「なかなか仕事ないなあ〜」と思っていたんですけど(笑)、今は公演の練習やいろいろなお仕事もさせてもらっているので、忙しいけどそれが嬉しいです。

――忙しいことに対して、「大変だな」より「嬉しい」気持ちのほうが強いんですね。

 はい。大変って思えるのはいいことだなって思っています。

――握手会にもすでに参加されていますよね。ファンの方と直接交流してみてどう感じましたか?

 不安だったんですけど、優しい方がいっぱい来てくれて、「プレッシャーもあると思うけど、頑張れ!」って声を掛けてくださって。だから、もっとたくさんの人と出会って、「NMB48の中で上西怜がいちばんファンに愛されているんじゃないか」と思われるくらいになりたいです!

――恵さんは、怜さんの約半年を間近で見ていかがでしようか?

 私に似て最初はダンスが苦手だったんですけど、飲み込みが早くて!「ここはこうしたら?」と言ったら、次の日にはそれが全部できているから、これはアドバイスするごとにどんどん成長していくんやろうなと期待してます。すぐに私なんて余裕で超えていってくれるんやろうな、って。あと、たまに私の家に怜が泊まりに来るんですよ。かと思ったら今度はもう全然起きないくらい疲れて熟睡していて。しかも寝言で「次、6番」とかダンスのポジションのことを言っていたりするから、もう頭がいっぱいなんやろうな〜って思いながら見ていました。

 寝言で言ってるのは知らなかった(笑)

――恵さんはかなりスパルタで怜さんを指導しているそうですね……?

 そうなんですよ(笑)。普通の後輩メンバーやったら「これ以上言ったらキツ過ぎてアカンかな」と思ったり、言い方を考えるんですけど、妹だからそこは気にせず怒っています。怜には昔から私がガミガミ言ってきましたし。

――お姉さんは怖くないですか?

 ………。

 怖かったかな(笑)?

 ……怖い時も、ある。

――ケン力にはならないんですか?

 ただ一方的に私が怒るだけですね、いつも。

 怒られるけど、まぁホンマのことやし(笑)

――自分が間違っているから直さなきゃ、って?

 はい。怒られたほうが成長すると思うので。

 すごく素直なんですよ。私はお母さんに怒られたら「ハァ?」って言っちゃうタイプなんですけど(笑)、怜は「分かった」って素直に言えるので、そこはいいところだと思います。

――中学3年生といえばよく反抗期と言われますけど……。

 お母さんにはよく反抗してるよね(笑)。なんで私には反抗しないの?やっばり怖い?

 うぅん、怖くない!

――(笑)。そのお姉さんの卒業発表が先日ありました。卒業について事前に話はしていましたか?

 いえ、お母さんから聞きました。

――聞いた時の気持ちは?

 「あ、そうなんや」って。ずっとその気持ちは知っていたから、「ついに決めたんや」と。

 別に直接言わないでおこうと思っていたわけでもないんですけど、「お母さんから伝わるやろ」くらいの軽い気持ちでしたね。怜もそんなに重くとらえてなかったと思うし。

 うん。

一度失ったほうが、必死に成長できるんじゃないかって

――では恵さんに卒業について詳しく伺いたいのですが。まず、卒業を決めたのはいつですか?

 8月頃ですね。本当は2月頃に本気で考えていたんですけど、チームツアーの真っ最中だったし、まだチームが完成していないのに副キャプテンが辞めるのはどうかと思って留まりました。8月くらいになるとチームもまとまってきたし、「NMB48リクエストアワー2016」で(太田)夢莉ちゃんセンターの『虹のつくり方』がー位になって後輩がすごく成長しているのが分かったので、そろそろかなと思って卒業を決めました。

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