2016年6月のお披露目から半年。スピード昇格でシングル選抜入りも果たした5期生の出世頭・山本彩加。そして、彼女が「ライバル」と公言する山田寿々。激動期の難波の今後を担うであろう同期2人の対談が初めて実現!彼女たちの目に映るお互いの姿とは?見据えるNMB48の未来とはいったい?

悔しいこともいっぱいあるけど達成感があるから頑張れる

――2人だけでの取材は今までにありましたか?

山田 初めてです。緊張しています……。

山本 寿々とはライバルと呼べる仲なので、取り上げてもらえてうれしいです!

――まず、5期生として活動してきた2016年を振り返ってみて、いかがですか?

山本 とても充実した日々でした。お披露目以来いろんなステージに立たせてもらいましたし、10月からは研究生公演も始まって、同期で競い合ったりして成長できた年だったと思います。

山田 私にとって2016年は人生が360度変わった年でした。

――360度?1周しちゃった!?

山田 あっ、180度です(笑)!アイドルになりたいという夢がかなった年でした。ただ、「アイドルって、こんなにしんどいんや」とも思いましたね。

山本 うん。ステージに立つために準備がとても必要なんだと知りました。

――2人は自他ともに認めるライバル関係ですが、初めて会ったときのことは覚えていますか?

山本 はい。最初は山田菜々さんの妹という印象が強くて、全然話し掛けられなかったんですよ。仲良くなったのはお披露目のあたりかな?

山田 私は初めて見たとき、顔が小さくて「こんなかわいい子おるんや!」と驚きました。名前も山本彩さんみたいで、偉大になりそうやなって(笑)。あと、年下とは思えないくらいしっかりしてて優しい!ダンスオーディションで、私は隣にいたんですけど、あーやんが「こっちに来て鏡使ってくださいね」って呼んでくれて、「なんて優しい子だ!」と。

――そんな2人がお互いをライバルとして意識し始めたきっかけは?

山田 私はみるきー(渡辺美優紀)さんの卒業公演で、あーやんが『待ってました、新学期』のセンターに選ばれた時ですね。「負けたくない!」と思うようになりました。

山本 私はみるきーさんの卒業コンサートです。寿々が5期生から唯一『なめくじハート』のユニットに選ばれて、「やっぱり寿々はすごい」と。私も前に出たいと思ったし、「誰よりも努力しよう!」と思いました。

――そして、6周年コンサートで山本さんの昇格発表がありました。

山田 あのとき私たちはステージ上で並んでいて、「昇格できるかな?」って話をしていたんですよ。だから、私は昇格できなかったのがホンマに悔しくて、めっちゃ泣いてしまいました……。

山本 直前まで2人で話していたから、余計に複雑な気持ちでしたね……。

山田 実は私、あの後ちょっとだけあーやんを避けていました……。

山本 でも、2〜3日くらいだよね?

山田 うん(笑)。そして、改めてお姉ちゃんのすごさも感じました。お姉ちゃんも悔しいことがいっぱいあったはずなのに、家ではそれを見せずに毎日公演のDVDを観て練習していたから。

――格差がついてしまうアイドルの厳しさを痛感したわけですね。

山田 はい。お姉ちゃんに話を聞いてもらいたくて「早く帰ってきて!」ってめっちゃLINEしたりしていました(笑)。でも、NMB48は大変なこともあるけど達成感もあるから頑張れます!

山本 達成感、あるよね。それを一番感じたのは研究生公演です。まず振りを覚えるところからスタートして、みんなで振りをそろえて、やっと初日を迎えてファンの皆さんの声援を受けたときは本当に感動しました!

――研究生公演も10月に始まってから約3ヶ月。手応えも感じているのでは?

山本 回数を重ねるにつれてメンバーの表現力も成長しているし、ファンの皆さんの声援が大きくなっているのも感じるのでうれしいです。

山田 あと、ドラフト2期生の皆さんとの仲が深まりました!厳しいことを言い合うときもあるけど、普段は和気あいあいとしています。西仲七海さんと本郷柚巴さんとあーやんと4人でプリクラを撮りに行ったり(笑)

――2人はライバルですが、普段は仲がいいんですね。

山本 はい!一緒にご飯を食べたりしますし、ね?

山田 あーやんにはいつも頼ってしまいます。年下なのにそれを感じさせないし、「年上なんじゃないの?」って思うくらい(笑)

2人でロケに行くなら山本の怖いものを探す旅をしたい!?

――山本さんは本誌先月号で、寿々さんの歌唱力や表現力がすごいと話していましたが。

山本 公演でも寿々がソロで歌う部分があるんですけど、歌声もきれいだし、表現もすごいなっていつも思っています。

山田 ……うれしい!あーやんはダンスのキレがすごくて、いつも堂々としているところがカッコいい。圧倒されます!

――確か山本さんはダンス未経験でNMB48に加入したんですよね?

山本 はい。最初はダンスを習っていた人との差が大きくて「これはヤバい!」って(笑)。みんなと同じようにしていたんじゃタメだと思って頑張ってきました。

山田 でも、あーやんはお披露目前のダンスレッスンのときからリズム感があってすごかった!私もダンス未経験組なので、あーやんには負けたくないです!

――楽屋やプライベートではお互いどんなキャラクターですか?

山本 寿々は面白くて、愛されるキャラクターですね。ときどき抜けていることもあるんですけど、そこがみんなのツッコミどころになっています。

山田 (苦笑)。あーやんは裏表がなくて、普段からしっかりしています。でも、たまにドジなところがあって、よく「痛っ!」って言ってる(笑)

山本 しょっちゅう体をぶつけたり、つまづいたりします。段差のないところでもつまづくんですよ……。

山田 そんなドジなところも含めて、あーやんは可愛い!

山本 恥ずかしい!

――(笑)。ところで、NMB48では先輩の卒業発表が続いていますが。

山本 寂しいです。特に(薮下)柊さんにはお世話になっていたので……。初めてのロケも一緒だったし、ダンスもたくさん教えていただいているので、卒業までにもっとたくさんのことを学びたいです。多くの先輩が卒業されて人数も減っているから、5期生はもっと頑張らなきゃいけないなって思いますね。

山田 私たちがもっと前に出られるように成長しなきゃいけないと思います。先輩の卒業は寂しいけれど、これをチャンスだととらえるくらいの気持ちが5期生には必要だと思います。

――2人ともNMB48のセンターが目標と公言しているだけあって、言葉が力強いですね!

山田 センターは目標ですけど、私はまだ研究生なので、まずは研究生の中で絶対的センターになってから正規メンバーに昇格したいです!

山本 世間では(NMB48=山本彩)という印象が強いし、そこで他のメンバーがセンターに立つのはとても難しいこと。でも、NMB48の顔として認められるにはその高い壁を乗り越えなければいけないと思っています。

――では、その目標を見据えた上で2017年の抱負を聞かせてください!

山本 今年は『僕以外の誰か」で選抜に入ることができましたが、1回だけじゃなく選抜に入り続けられるように、そしてもっと前に出られるように頑張りたいです。あと、今年はNMB48として紅白歌合戦に出られなかったので、来年は先輩たちと一緒に紅白のステージに出られたらいいなと思います。グループとして成長して、もっといろんな舞台に立ちたいです!

山田 私の抱負は、しっかりする!みんなをまとめられるリーダー的存在になりたいです。私が上に行くには、パフォーマンス以外にそういう部分の成長も必要なんじゃないかと思っているので。

――人をまとめるのは苦手?

山本 苦手ですね。物覚えが悪くて、1回言われただけじゃ分からないことも多くて、あーやんにもよく助けてもらっているんですけど(笑)。物覚えを良くして、研究生のセンターとして引っ張っていきたいです!

――ライバル同士である2人での仕事もどんどん増えるといいですね。

山本 はい!ユニットもやりたいですし、2人でロケにも行きたいです!

山田 うん、いろんなとこに行きたい!

山本 寿々はリアクションがすごく面白いから、絶叫系のロケとかいいかも。

山田 絶叫系かあ、苦手やなぁ……。

山本 だから絶対面白いロケになる!

山田 じゃあ、あーやんの苦手なところにもいっぱい行こ(笑)?

山本 私の苦手なものって何やろ……?

――山本さんは怖いものはないんですか?例えばお化け屋敷とか……。

山本 怖いけど、入ってみたい!苦手なものも克服しようとしてしまう性格だから、ロケとして面白いかな……(笑)?

――ヘビを首に巻いたり、タガメ(昆虫)を食べたり……。

山田 そんなロケは私が行きたくないです(笑)