いつも明るい彼女の笑顔を、ずっと守ってる人がいる。目の前の壁を次々と突破する力は彼女だけの強さじゃないのかもしれない。だからこそ惣田紗莉渚は誰も置いていかない。みんなと一緒に歩いてきたこの丘を、これからも登って行く。

英国系女子

――惣田さんの登場を熱望する声が、連日寄せられてまして。

惣田 「待ってます」みたいな感じですか?悪ロじゃないですよね?

――ではないです(笑)

惣田 ありがたいですよね。なんかもう、私以上に燃えてくれているから。

――すごいですよね。それもきっかけの1つではあるのですが、「ちゃんと数字で結果を出している人をないがしろにしてはいけないムーブメント」が今、編集部内で起きてるんですよ。

惣田 おっ!

――惣田さんは着実に結果を伸ばしてきていますから。

惣田 嬉しい!でも、たまに言っていただけることがあります。「結果が出ているのがすごいね」って。

――それは誰にですか?

惣田 もちろんファンの方に言っていただくこともあるんですけど、北川綾巴ちゃんから(笑)。仲が良くて最近ずっと一緒にいたりするんですが、「さりちゃんはホントに結果出していてすごいね!」って言ってくれて。

――紅白繰り上がり当選組の2人(2016年末のNHK紅白歌合戦での「AKB48夢の紅白選抜」企画において、惣田と北川は出演時間年齢制限のある田中美久矢吹奈子に代わり、次点繰り上がりで選抜入りをした)ですね。

惣田 もともと綾巴ちゃんとは仲が良かったんです。私が「ちゃん」付けで呼べるくらい(笑)。それが、紅白歌合戦がきっかけで2人でいる時間が増えて、復興支援ライブ(3月4日)でも一緒だったり、ホテルでも相部屋だったり。一緒にお風呂入ったりもしているんですよ!

――そこまでの関係だったとは意外です!

惣田 焼肉食べに行ったりもしています。綾巴ちゃんは(後藤)楽々とか後輩とも仲が良いんですけど「後輩といると『しっかりしなきゃ』って思うけど、さりちゃんといると何も考えなくていいから楽」って(笑)。悩みがお互い違うんです。でも、正反対だから逆に面白いというか。あんまりファンの方や周りの人に普段言えないような暗い……というか、重い話とかもしています。あまり大きな声で言えませんけど(笑)

――なるほど(笑)。たしかに惣田さんには「暗さ」を感じます。

惣田 私……暗いですか?

――「暗さ」を笑顔でコーティングしているというか。

惣田 たぶん、そうだと思います(笑)

――だからこそ、ファンの人たちには「その笑顔を守らなければ!」という使命感があるんじゃないですかね。

惣田 うふふ……「守らなければ」っていいですね。でも、本当に「ネガティブだから」ってすごい心配してくれます。

――たまにその「暗さ」が顔をのぞかせますよね。最近のtwitterでも、渋谷TSUTAYAの「革命の丘」ブースに他のメンバーがサインを書いている写真をあげて、「さりもサインしたいなぁ」とか書くじゃないですか(笑)

惣田 あははは!そうなんです!そういうことをやっちゃうんですよ。

――ああいうのは、意図的なんですか?

惣田 どうなんだろう……私は本当に無意識でやっていて。でも、悩んだり訴えたいことがあると、「私もこれをやりたいんです!」って伝えたくなって。

――でも、そういうストレートにじゃなくて、曲げてきますよね。

惣田 例えば何かに選ばれなかった時に、何も言わないこともできるじゃないですか。そっちの方が正しいのかもしれないけど、私はそれが我慢できなくて。けど、自分にそんなに自信があるわけじゃないから「なんで?」みたいには言えないけど、ちょっとふんわりと……。

――匂わすような。

惣田 「寂しいなぁ」みたいなことを書いちゃいます(笑)

――沈黙は美徳、というようなことも言われるじゃないですか。

惣田 ありますね。

――だから逆に、実はすごくメンタル強い人だと思うんです。

惣田 お母さんにも言われます。「そういうことよく書けるね」みたいな(笑)。あとは誰かに「めっちゃ皮肉こもってるね」って言われたこともあつて。そういうのを結構無意識でやっちゃうんですよ。

――実は、ブラックな話をするの好きですよね?

惣田 それは……嫌いじゃないです(笑)

――これまで惣田さんの印象は、「泣きながら根性で」が強かったんですけど、最近はそうじゃない部分が見えてきたんですよね。

惣田 分析されてる(笑)。でも、ちょっと冷ややかな部分も持ってると思います。意外とクールかもしれないですね。私、去年はイギリスの勉強をしてたんですよ。イギリス映画の皮肉、みたいな。大学の授業でイギリスの暗い部分とか文化を勉強していました。

――惣田さんのトゲのある「暗さ」はイギリス感ありますよ(笑)

惣田 あははは!イギリスにはすごく惹かれますね。

もう止まらない

――グループの話をさせていただくと、アルバム「革命の丘」が発売され、かつてないほどのプロモーションの動きかあり、ここからまた盛り上げていこうという空気になっているのを感じます。いちメンバーとして、いかがですか?

惣田 すごい感じますね。CDショップさんで大きくSKE48のブースを作っていただいてたり。それに、これまで新曲が出ると割とみんな「劇場盤発売中です!」みたいなアピールはしても、SKE48自体の宣伝活動というか「曲を聞いてください!」ということをここまでやってきた印象はあまりなかったから。

――たしかに。個別握手券付の劇場盤を、メンバーが個々に「こちらから申し込めます」とアピールしているのはよく見かけました。

次のページへ