卒業は自分で納得するタイミングが来たら考えるのかな

2016年11月リリースの16thシングル『サヨナラの意味』がミリオン出荷に到達し、いよいよ国民的アイドルの地位を獲得した乃木坂46。しかし、常にグループを最前線でけん引してきた白石麻衣は、この現状を冷静に分析する。

乃木坂46が右肩上がりなのはすごくうれしいし、ミリオンもすごいことだと思うけど、そこで満足したらグループとしての目標がなくなってしまうし、クリアしたから終わりみたいな感じにはなりたくない。上に行けばまた新たな目標は生まれると思うし、常に現状に満足することなく、みんなでいろいろなことを探して次につなげていけたらいいんじゃないかと思うんです。

そういうことをメンバーと話し合うことはあまりないんですけど、気持ちがバラバラという気はしなくて。みんなどのお仕事でも全力で挑んでいると、ソロでやりたいことをお仕事にできているメンバーも多いから、まだできていない子たちも、後に続けたらいいなと思うんです。

2016年はグループとしても、「真夏の全国ツアー2016」を通してより団結力が強まったと思う。メンバー同士で「どうしたらもっと良くなるか?」と相談する機会も多かったし、その結果チームー丸となったライブに出来たと思います。

最近は2期生が本当に一生懸命頑張っていて、もはや1期生と変わらない存在になったと思います。北野(日奈子)はとにかく元気だし、(堀)未央奈もいち早く選抜に入ったぶん2期生の先頭に立ってくれるし、(寺田)蘭世はアンダーでセンターになったことでこれからどんどん変化していくだろうし。(相楽)伊織ちゃんも常に前向きな子で、ツアーが終わったあとに「パフォーマンスについて、すごく勉強になりました。早く選抜に入れるように、もっと頑張ります」とメールで伝えてくれるほどの努力家です。

舞台よりも映像に興味を抱く

グループのみならず、白石個人としても2016年は映画『闇金ウシジマくんPart3』に出演。女優としての存在感を高めた。

映画に出演したことで、それまで乃木坂46のことをあまり知らなかった原作ファンの方が握手会に来てくださって、映画の感想を話してくれるんです。そういう意味では自分だけではなくて、乃木坂46にとっても少なからずプラスになったお仕事だったのかな。

演技はまた挑戦してみたいです。私は舞台には苦手意識があるんですけど、ドラマや映画みたいな映像のほうに興味があって。そこでいろいろな役に挑戦してみたいんです。

モデルとして写真に撮られることもそうなんですけど、私はどちらかというと作品として形に残るお仕事が好きなのかな。だから、モデルとしても商品とのコラボレーションやプロデュースにも挑戦してみたくて。コスメや美容にも興味があるので、そうしたお仕事もできたらいいなと思っています。

2016年は、こういう目標を積極的に口にするようになりました。以前は自分に自信がなかったから、なかなか言葉にすることができなくて。でも、本当にやりたいことがあるんだったらいろいろ言葉にすれば誰かの目に止まる可能性があるので、積極的に発信したほうが夢はかなうんじゃないかなって。

また2016年は結成当時からグループを支えてきた1期生の卒業が相次いだ。それにより、彼女自身の卒業についでもファンから質問される機会が増えたという。

一緒に頑張ってきたメンバーたちがいなくなるのは正直さびしいし、グループにとって不安な感じもするんですけど、でも卒業メンバーのぶんも項張っていかないとグループとしては下降していっちゃうので。そこは前向きに、みんなで補い合う気持ちで、もっと乃木坂46というグループを大きくできるようにしていかなきゃいけないと、改めて考えるようになりました。

特にななみん(橋本奈々未)が卒業発表してから、ファンの方から「まいやんの卒業は?」と聞かれることがさらに増えて(笑)。もちろん自分のために、この先のことはいろいろと考えたりするけれど、乃木坂46でもっといろいろなお仕事をしたいので。まずはもっと自分に力をつけて、自分の中で納得するタイミングが来たときに考えるのかなと思うんです。

2015年は、束京ドームで卒業公演をしたいと言いましたけど、あれは卒業するまでに東京ドームでライブができるくらい乃木坂46が大きくなりたいという意味で。あくまでもひとつの目標ではあるけれど、グループとしては通過点なのかな、と今は思っています。