東北につづいて中国地方でも舞台のような演出で観客を魅了したアンダーライブ。その裏では何が起きていたのか。中田花奈と相楽伊織に聞く。また、この2人といえば2期生大好きの中田が伊織にだけは塩対応という謎の関係性。2人だけのシークレットに迫る。

中国シリーズで感じた「静止」を見せることの難しさ

――今回のアンダーライブ中国シリーズは、4月の東北シリーズの演出を踏襲している印象を受けました。ただ、冒頭の演劇的な部分は東北シリーズより分かりやすかったです。

中田 そうですね。東北シリーズは握手会でも「結局、あの演出はどういう意味だったの?」と聞かれて(笑)。「それぞれが感じ取ってもらえたらいいんじゃないかな」と答えてましたけど。

相楽 フフフ。短い時間では説明できない(笑)

――わりと抽象的でしたからね。

中田 今回はストーリーが明白で、清掃員に扮したひなちまがパントマイムをして。

――2人はマネキンとして動かないわけですよね。

相楽 あれはあれで疲れるんですよ。

中田 だいぶキツかった(笑)。ダンスの体力が持つかどうかより、手を上にしたままで何分耐えられるかが課題で。「静止」を見せることの難しさがありました。

相楽 私は腰が歪むポーズだったので、右腰だけ痛くなっちゃって。最終日にひなちまがアドリブを入れだした時は「いいから早く!」と思っちゃいました(笑)

――止まってる時と動き出す時のギャップを考えたりしました?

中田 頭の3曲は「人になりつつある感じで、マネキン要素を入れて踊って欲しい」と言われて。理解するまでが大変でした。

――「セクシーご当地ワード」ではどんな単語を言いました?

相楽 東北シリーズではご当地キャラを言ったんですけど、今回もかわいい路線にしようと思ってフルーツにしたんです。広島が「レモン」で岡山が「マスカット」で山口では「みかん」。

中田 伊織は東北シリーズの時よりセクシーな言い方が成長してたよ(笑)

相楽 え〜。うれしい!

――中田さんは広島では「中元日芽香と和田まあや」とご当地出身メンバーの名前を出してました。

中田 東北シリーズの時もアイドルさんの名前を出してたんですけど、山口では「大好きな山口活性学園さんの名前が出せる!」と気合が入りました(笑)

――『欲望のリインカーネーション』は中田さんの目隠しの取り方が決まってました。「そこまで入り込んでるんだ!」って。

中田 目隠しをとる動きだけで2×8(ツーエイト)も時間があるので、演技を入れちゃいました。

――続く『かき氷の片想い』もセクシー路線ですよね。どんなことを考えながら踊ってました?

相楽 えー。

中田 (相楽に囁くように)安室さん。

相楽 あっ!そうだ!全国ツアーが終わってすぐに真洋さんと安室奈美恵さんのライブに行ったんです。「やっぱりダンスがカッコいいな」と刺激を受けて、今回は特にダンスに力を入れました。

中田 勝手にパス出しちゃった(笑)

――ナイスアシスト、ありがとうございます(笑)。『シークレットグラフィティ』はすごい盛り上がりでした。

中田 曲前に煽りに煽って、満を持して歌い出しましたからね(笑)

相楽 そんな感じ(笑)

中田 コールは動画で予習してきたかもしれないけど、クラップはあまりやってなかったと思うので、アンダーライブに来てくれた方が発信して広がっていくといいなと思ってます。

――『何度目の青空か?』からはノンストップで、表現力重視の演出もありました。

相楽 静かだけど力強い曲が多いので、表情を考えながらパフォーマンスしました。(伊藤)万理華さんや井上(小百合)さんがひとりで踊ってる時は、空気感を崩さないようにしようと意識して。

中田 東北シリーズもそうだったけど、演出の方は曲のつなぎをすごく意識してるんですよ。こういう演出も面白いなと思いながらパフォーマンスしました。

――しなやかなバレエっぽいダンスは中田さんにも合ってると思います。

中田 小さいころにバレエを習っていて、バトントワリング部にいた時もバレエの練習をしていたんですけど、個人的には乃木坂46に入る前に習っていたヒップホップの方が好きで。だけど、今回のダンスをほめていただいたことで、好き嫌いは別にして自分にはバレエやジャズが合ってるかもと思うようになりました。

――今回は中国シリーズとして広島、岡山、山口の3公演でした。

中田 中国シリーズなので、本当は島根や鳥取でもライブをしたかったですね。47都道府県の全部を回ってみたい(笑)

――2人の地元である埼玉凱旋も視野に入れて。

中田 そうなんですよ!関東近県でもライブをしたいんです。ファンの方にもお願いされることが多くて。

相楽 最近、関東では大きい会場しかやってないので、もっと近くで今のアンダーライブを見てもらいたいですね。

かなりんが伊織だけに塩対応な理由とは

――楽屋では中田さんと相楽さんの2人で話すことはあるんですか?

中田 なんだろうね。私が伊織に冷たくするっていう絡みが始まっちゃうので。

相楽 そうですそうです。

中田 だから会話にならない(笑)

――その流れはいつからはじまったんですか?

相楽 いつからだろう。花奈さんが(佐々木)琴子にデレてるのを見て、「伊織もやってほしーい」と思って。

中田 もー(笑)

相楽 花奈さんに近寄ったら、今度は(渡辺)みり愛や(鈴木)絢音にデレデレしはじめて。「私も私も」と言ったら、花奈さんに「え…」って引かれて(笑)。そこからですね。

――そんなことがありましたか(笑)

中田 『乃木坂ぷぷぷ』とか『乃木坂ゴルフ倶楽部』とか、2期生の中でも伊織とは一緒に仕事をする機会が多かったんですよ。

相楽 うん。うん。

中田 距離感が縮まった分、甘やかす対応ができなくなったんですよ。

相楽 それはあるかもしれないです。

――中田さんとしては珍しいんじゃないですか?

中田 2期生では唯一ですね(笑)

――「嫌い」とか「かわいくない」わけではないと。

中田 まぁ、そのへんは濁して(笑)

相楽 えー(笑)!

中田 嘘です。嘘です。大好きです。だけど、求められると「そうじゃない」となっちゃう(笑)

――相楽さんは中田さん以外にも甘えるんですか?

相楽 基本的に甘えるタイプではあるんですけど、1期生の方に甘えることはなくて。唯一、「花奈さーん♡」って近づけるんです。その気持を受け取ってもらえないのはすごく悲しい(笑)。だけど、その距離感もすごく心地いいです。

――秋元真夏さんや齋藤飛鳥さんとも仲がいいのでDDなのかなと思っていたのですが。

相楽 そういうわけではないですね。

中田 でも、みんなと仲良く出来るタイプだよね。

相楽 うん。うん。

中田 コミュ力あるんですよ。

相楽 フフフフ。

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