近すぎず遠すぎず、ちょうどいい距離感

――乃木坂46の中でも、特に人との「距離」の取り方が独特で似てると噂で、しかも仲の良いふたりでの撮影でした!

齋藤 (橋本)奈々未とふたりで撮影って、全然ないんですよ。だから朝、ちょっと緊張してました(笑)。でも、現場に入ったらいつもの奈々未だったので、大丈夫だなって。

橋本 なにそれ(笑)。飛鳥は顔が小さいから、私はいかに自分の顔のむくみをとるか、大変だったよ。前日からちゃんと塩分控えてたし。

――お互い見えないところで苦労があったんですね(笑)。今回は、そんなふたりの間の“距離”についても聞いていきたいんですが、まずはそもそも、人付き合いって得意ですか?

齋藤 苦手です。ちっちゃい頃は得意だったんですよね。小学校の入学式では、自分から話しかけに行くぐらい活発で人見知りもしなかったです。それが、今ではその真逆……。

橋本 私も今は苦手ですけど、昔は大丈夫でした。道ですれ違う知らない人にも挨拶してましたもん。でもある日、いつものように知らないおじさんに元気よく「おはようございます!」って言ったら、すごく怪訝な顔をされて。それから完全に人見知りになりました。

――飛鳥さんは、苦手になったきっかけってなんですか?

齋藤 乃木坂46に入って常に女の子のグループの中にいるようになったから、逆にプライベートではひとりでいたいって思うようになったんですよ。顔が広くていろんな人と仲いい人を見ると、たまにうらやましいなって思うこともあるけど、私にはできないなって。めんどくさいって思っちゃうんだよね。

橋本 私もそうだよ。めちゃくちゃズボラで気分屋だから、それを理解してもなおグイグイ来てくれる人や、私と同じズボラな人としか仲良くなれない。

――すでにそっくりなふたりですが、乃木坂46に入った当初はメンバーとの距離の取り方はどうでしたか?

橋本 私は、ほとんど誰とも話してなかったです。今まで生きてきた中で、女の子だけの集団にいたことがなかったので、誰とどういう話をすればいいのかわからなくて。

齋藤 だからかな、第一印象はコワイだったんだよね(笑)。近寄りがたいオーラがあった。

橋本 そうね。そのとき飛鳥って、まだ13歳だったじゃん。だから当時は、飛鳥とかを見てると、13歳の子と同じコミュニティに属していいのかなっていう感覚になってたの。

齋藤 私は、同年代の(星野)みなみや(和田)まあやとずっと一緒にいました。それからだんだんお姉さんメンバーとも関わるようになっていったんですけど、その頃は最年少であることを利用して、とにかく無邪気に近づいていって、お世話してもらってましたね(笑)

――ふたりの距離が縮まったのはどのタイミングですか?

齋藤 もともと、奈々未が推しメンだったんですけど、中3くらいからそれを公言するようにしたんですよ。そしたら、それを知った奈々未がかわいがってくれるようになったんです。

橋本 違うよ、私が先だった気がする。飛鳥は、やることすべてがかわいくて。「今日もかわいいね〜」って毎日愛でてた(笑)

齋藤 ここ2,3年でようやく私の人格が形成されてから、マジメな話とかもするようになったよね。でも、お互い近づき過ぎないから、ちょうどいい距離感を保ててると思う。

――ふたりで一緒にいるときは、どんな感じですか?

齋藤 ムリにしゃべったりせず、お互いが好きなことをして過ごしてる感じかな。

橋本 居心地いいよね。

齋藤 なんか、奈々未のふとしたときに出る言葉って、すごく重みがあるの。この人は嘘をつかないんだって、心の奥底で信頼してる部分があるから、本当に素でいられるんだと思う。末永くこの関係でいたいな。

橋本 飛鳥は、中学生の頃からこの世界にいるせいか、18歳にしていろんなことを考えていて、本当にすごいと思う。その半面、もっと物事を気楽に考えて生きたほうが、人生楽しいのになって思うことも。この先、そういう環境に恵まれるといいなって願ってるよ。

齋藤 え、うれぴぃー(笑)