――欅坂46とはどういう関係でいたいですか?言葉にするならば。

生駒 うーん、46で一番でいたいとは思っていますけど……言葉にするのは難しいですね。

――ものすごく簡単に言ってしまえば、「ライバル」ってことになるでしょうけど、そんなに簡単じゃないですよね。

生駒 『NARUTO』で例えると、ナルトとシカマル的な感じ?同じプロフェッショナルなんだけど、違うジャンルっていうか。同じ里の仲間で友連なんだけど、交わることがない天才同土みたいな。ナルトを補佐しているのがシカマルなんです。でも、火影は乃木坂46ですから。

――一番ってことですね。

生駒 そうです。あー、カカシ先生とガイ先生で例えてもいいかなー。そっちもアリだな。難しいですね。

――ちなみにセンターの平手さんってどんな存在ですか?

生駒 これも言葉にするのは難しいなぁ……(笑)。でも、心配しちゃいますね。負担かかってないかなって。そんな中、歌番組でしっかりパフォーマンスをしているので、すごいなと思います。

――連絡先は知ってますか?

生駒 はい。でも、そんなにアドバイスを送るっていうわけではなくて。そうしたら、それだけ従うようになるのが怖いので。欅坂46はメンバー、スタッフみんなで作っているわけですから。

あえて安定した基盤が倒れちゃうようなことを

――2017年、無双状態を目指すにはどうしたらいいと思いますか?

生駒 たとえば相楽伊織ちゃんとか、ウチにはすごい隠し玉がいっぱいいるんですよ!そういうコたちが前に出られるようになったらいいですね。せっかく乃木坂46がすごいって思われてきた今がチャンス!メンバー全員で面白いものを作れれぱなって思います。歌番組でカップリング曲を披露させていただくことができたらなっていうのはありますね。「シークレットグラフイテイー』とか。表題曲ばかりになるのもわかりますけど。来年は「やっても大丈夫かな?」っていうことをやってみたいです。

――川村真洋さんが11月放送の「THEカラオケ★バトル」の決勝に残ったのもすごいことですよね。

生駒 ろってい(川村)はすごく練習していましたから。得意なジャンルで攻めていけば、次につながることもあります。そういうことですよね、来年の乃木坂46があるのは。基盤は安定したけど、あえてその基盤が倒れちゃうんじゃないかって心配になるようなことをやっていこうよって思います。そうじゃないとつまらない(笑)

――個人的にやってみたいことってあります?

生駒 舞台に出たりして、今年みたいな過ごし方をしたいです。小学校の時にダンスを習っていて、衣装を着て、メイクして、自分じゃない何かになるのが好きだったんです。舞台「犬天(すべての犬は天国に行く)」に出て、その感覚を思い出したんですよ。「あっ、これだ!」って。「じょしらく」もやって、舞台版「こち亀」もやらせていただいて、全然できなかったけど、すごく楽しかったんです。そういう場所が個性を育めると思うので、乃木坂46にいる時は乃木坂46に合わせて。一人の時は個性を出す。そうありたいですね。

――自分の中にチャンネルを2つ持つ、みたいな。

生駒 そうです。そういうのがいいな。

――ドキュメンタリー映画で話していた、「昔から芸事に携わりたかった」という夢が現実になりつつありますね。

生駒 今、自分がやっていることがまさにそれだったんだなっていう。ぼんやりしていたものがハッキリ見えてきたんですよ。

――時間かかりましたね(笑)。

生駒 5年かかりました。それは、アニメ『ユーリ!! on ICE』で気づいたんです(笑)。

――わかりやすい人気という指標ってあるじゃないですか。それって男心をくすぐることも大事だったりしますけど、そういうことも意識します?

生駒 これからはそこを強化します。

――えっ!? マジですか!

生駒 って、やっと決心しました(笑)。てへてへ。変わりますよ、私は。そういう照れがやっとなくなったので。

世間の流行と乃木坂46の親和性

――最後にお聞きしたいのが、「乃木坂46の現在地」みたいな話です。乃木坂46がどんなところにいるのか、なぜ世間から受け入れられるようになったと思うか。そういう抽象的な話なんですけど。

生駒 そうですね。乃木坂46って早い段階からクリエイティプなことに取り組んできたと思うんです。個人PVを作ったり、シングルのMVもかなりこだわって作ったりしてきて。そのひとつひとつの方向性が最近の世の中的な流行りに通じるなと思っていて。そういう映画やアニメが流行っているじゃないですか。そういう作品の中にあるファンタジー要素って、乃木坂46がやってきたこととマッチするなと思うんですよね。

――わかります!

生駒 そういう作品の素材に乃木坂46のメンバーがなったら、面白いものができるんじゃないかな。ただ純愛映画に主演するっていうのじゃなくて、現在の流行りになっているものとタッグを組んだら、話題になるしカッコいいなって。

――それが実現したら、冒頭生駒さんが言っていた「ドーン」になりますね。

生駒 なります!相性いいと思うので。乃木坂46の制服のイメージとも合うだろうし。「そういう作品×乃本坂46」ができたらいいなー。ドラマでも映画でも、なんでもいいんです。

――でも、今まで作られてきたシングルって、MVとも衣装ともマッチしていて、そのイメージが一貫しているのも乃木坂46の強みですね。

生駒 最近は時間がない中で撮影しないといけないので、大変は大変なんです。もっと作りこんでいかないといけないです。今のみんなだったら、もっとすごい作品ができるから。少しのことも疎かにしちゃいけないなって思います。昔は、ひとつの作品に対してかける時間も多かったんですけどね。やっと認めてもらえるようになった今だからこそ、そこにカを入れたいです。そこに対してたくさん考えれば考えるほど、「これ、面白いね」につながるから。

――生駒さんもたくさん考えているでしょうけど。

生駒 プライペートがないから、乃木坂46のことを考えるしかないんです(笑)

――アニメがあるじゃないですか(笑)

生駒 ふふふ、それは忘れられないです!