井上小百合の人生は「夢」と「目標」で溢れている。だからこそ、ちょっとした休息が彼女にとっては大切だったりもする。魚相手に釣り糸を垂らし、彼女はどんなことを考えながら水面と向き合うのだろう。

夢に近づけている

――井上さんはどことなく守ってあげたくなる雰囲気を持っていて、庇護欲をかきたてる方だと思います。そこは間違いなく長所になっていると思いますが、一方ではそんな自分を受け入れられなかったりするのでは?

井上 いや、今は受け入れられるようになりました。もちろん大好きな戦隊ヒーローのように、強くなりたいっていう憧れはありますけど、自分が弱い人間なのもわかってきて。そもそも体が弱いんですよ。学校にもなかなか行けない時があったりしたし、今でもすぐ体を壊しちゃって……実は元気な日が年に3回くらいしかないんです(笑)

――3日しかないんですか(笑)。ちなみに今日は……。

井上 今日は元気です!

――3日のうちの1日に当たったわけですね(笑)。良かったです!

井上 昨日はいっぱい寝たので。いつもは夜にウォーキングしたり、お風呂に3時間入ったり、それ以外にも生きている中でやりたいことがいっぱいありすぎて、あんまり寝ないんですよ

――体調は心配ですが、睡眠時間を削ってまでやりたいと思えることがあるのは、悪いことではない気がします。その数あるやりたいことの中でも、今の一番はやはり乃木坂46での活動ってことになるんですか?

井上 そうですね。ウォーキングをして代謝や免疫力を上げて体を強くするのも、乃木坂46の活動のためと言えますし。

――そういう意識の高さって最初からありました?

井上 入った頃からあったと思います。だから最初は周りとの温度差を感じたりもしました。「今は特に夢がないけど、アイドルになって探してみよう」みたいな子が多い中で、私は最初から明確な目標と夢を持って入ってきたので。

――その明確な目標というのは?

井上 お芝居がやりたかったので、女優になりたくて。でも、私にはまだ力がないからアイドルとしてちゃんと名前を売って、いつかはひとり立ちできるようになりたいと最初から思っていました。

――いま、その夢にちょっとでも近づけてる実感ってありますか?

井上 すごいあります!本当にこのグループに入って良かったです。乃木坂46に感謝しています。

――最近、取材をさせていただくと、皆さん「グループに感謝している」と話すんですよ。

井上 それはグループの色みたいなものを作るためにガチガチに固めず、個人個人がすごく伸び伸びやらせてもらえるところに、ありがたさを感じているからだと思いますよ。お芝居をやってるコもいれば、モデルやってるコも、ラジオやってるコもいる。だからみんなが集まったときに良い相乗効果が生まれるし、外に出ていったときにもみんなの活躍してる姿を見て刺激を受けたりします。その環境はすごくありがたいです。


井上小百合 1994年12月14日生まれ、埼玉県出身。ほんわか容姿から正義と度胸がにじみ出る乃木坂46のスウィートヒー口ー。彼女のブログを読み二度寝の魅力にみせられたファンの遅刻率がこの冬増加している。愛称は「さゆにゃん」。