若手の台頭著しいSKE48において、須田亜香里の壁は厚く高い。譲る理由はいくらでもある。だが、須田は今でも最前線に立ち続けている。そうしなくては生きられない彼女の「強さ」と「弱さ」を、等身大の姿から感じて欲しい。

感情と向き合うこと

――須田さん表紙バージョンの『100%SKE48 VOI.02』が、即座に完売したんです。さすがだなと感動しました!

須田 ……すごく嬉しいんですけど、当日じゃないですよね?1時間で完売とかだったらなぁ。「これはすぐに須田で写真集作らないと!」って思ってもらえたかもしれませんよね?(チラッ)

――十分すごいですよ!だから、まずは次の段階として本誌でお呼びさせていただきました。

須田 ありがとうございます。ちゃんと「25歳」な感じで撮影していただけて、嬉しかったです(笑)。最近、年相応になる努力をしているんですよ。若作りしているように見られるのがイヤなんです。

――須田さんって、意識的に子供っぽさを見せようとしているんだろうなって思ってました。

須田 昔はありましたね。若く見せたいなとか年齢不詳でいたいなとか。それは可愛くなりたいってことだったんですけど、だからブスって言われるのかなと思って(笑)。年相応に大人だねって言われたいと思うようになりました。

――2015年のAKB48選抜総選挙での「人間宣言」以降、須田亜香里はどうなるんだろうって感じでしたけど、いまは大分安定してきたように見えます。

須田 人を頼れるようになってきました。私はどこか、人に良く見られたい、嫌われたくないって思いが大きくて。自分の本音は隠していたし、普段の生活感があるのはアイドルじゃないと思っていたから。でも、自分の欲望を大事に生きている正反対のキャラクターを『AKB49~恋愛禁止条例』で演じさせていただいて、好きとか嫌いとか夢とか、感情に向き合わなきゃいけなくなって。

――いままで避けていたような自分と。

須田 もう全部わからなくて、全部大っ嫌い!みたいな(笑)。だから演出家さんにも最後まで怒られ続けて、「お前のは芝居じゃない!なんでできないんだ!」って。私も逆ギレして「こっちだってわかんないですよ!」と。

――むちゃくちゃですね(笑)

須田 でも、本当に真剣に話を聞いてもらえました。それで、人を信頼するのを怖いと思ってたこともわかったし。演技をするために私生活って大事なんじやないかと思いました(笑)。こんな私が、なんで300人以上もいるグループの中で7位になることができたのか?それが、今年発売される私の本を読んでいただくとわかるはずです!

――いきなり宣伝(笑)。世の中は最初から勝ってる人ばかりじゃないですからね。須田さんの生き方から気付かされることも多いと思います。楽しみにしてますよ!

須田 次は写真集のオファーが来ないか楽しみに待ってます(チラッ)


須田亜香里 1991年10月31日生まれ、愛知県出身。チームEリーダー。どんなに心がくじけようとも立ち上がる「SKE48ネバーギブアップ」の象徴。『痛快TVスカッとジャパン』で演じるウザい女キャラで再び注目を集めており、4度目の出演も確実視されている。愛称は「あかりん」。