アンダーセンターを経験した樋口日奈がいよいよ覚醒しようとしている。もうすぐ19歳。大人の魅力を携えた彼女は今、やる気にあふれている。

今年は選抜常連になりたい。今の私なら堂々と言えます!

――去年の下半期から活躍が著しいですね。

樋口 乃木坂46に入ってから過去最高に前向きなんです。最近になって、やっとマイナスのことを考えなくなりました。今はやる気に満ちあふれています(笑)

――何が自分を変えたんですか?

樋口 去年の夏、「裸足でSummer」のアンダー曲のセンターに選んでもらったことです。最初は「私でいいんですか?どうして私なんですか?」という気持ちでいっぱいで。まさか自分が選ばれるとは予想していなくてビックリしたんですけど、そのタイミングで自覚できるくらいに変われました。

――9月にはアンダーライブの全国ツアー「中国シリーズ」がありました。座長としてのコンサートは見える景色が違ったのでは?

樋口 アンダーライブは、全体のライブとはかなり違う演出だったので、きっとファンの方は戸惑ったと思います。リハーサルの初日は私を含めメンバーも戸惑ってしまったんですけど、だからといってセンターが迷いを見せていてはいけないじゃないですか。私が最初に変化を受け入れて、このツアーを絶対に成功させるんだという強い気持ちをまずはメンバーに見せたかったんです。それにセンターって、コンサートの締めの言葉を言わないといけませんよね。自分が真ん中に立って気持ちを伝えるのは初めてだったので、何を話そうか悩んだんですけど、メンバーやスタッフさんへの感謝の気持ちを伝えることにしたんです。自分のことも伝えないといけないけど、それは控えめにして。そういう経験を重ねることで、もっと自分が引っ張っていきたいって思うようになりました。今まではどこか引っ込み思案だった私が、もっと上を目指したいと、たったの数ヶ月で変化したんです。

――それまではグループを引っ張るという役割ではなかったですよね。

樋口 今までは、与えられた位置で輝こうと思っていました。でも、それって弱気なんですよね。去年の夏、私は自分にエンジンをかけたんです。今は、もっと前に立ちたいです。

――センター楽曲「シークレットグラフィティ」の評判がすごくいいですよね。

樋口 握手会でもそう言ってもらうことが多いですね。この曲をきっかけに私を知ってくださる方が増えたと思います。以前から応援してくださる方も喜んでくださっていますし、すごく自信につながりました。

――年末年始の過ごし方も変わりました?

樋口 全然違いますね。お休みの日も乃木坂46のことを考えるようになりました。どうやったらファンの方に喜んでいただけるブログを書けるのか、どうしたら握手会に来てもらえるか。ずーっと考えて過ごしましたね。

――3月から舞台版「ドラえもんのび太のアニマル惑星」でしずかちゃんを演じます。

樋口 演技をやりたいと願い続けてきたけど、まさか国民的アニメを舞台で演じられるなんて……。お話をいただいた時は気分が高揚しました。乃木坂46の看板を背負っていくわけですから、責任を持って戦ってきます!

――すごく前向きになりましたよね。

樋口 最近はブログでも素直に言えるようになりました。「乃木坂46をいいグループするような存在になりたい」なんて、1年前の私には言えませんでしたから。心のストッパーがなくなったんです。気持ちを素直に書いていたら、初めてブログのコメントが1000を超えたんです!自分が前向きでいたら、いいことがやってくるんだって実感しています。

――では、今年の目標は?

樋口 選抜常連になることです。これも以前の私には言えなかったことでしたけど、今の私は言えます。それだけ自分の気持ちが上がっているんです。もう後戻りはしたくないです。

私の「あの時」: 今後の進路を決めました

去年の今頃は進路に悩んでいました。先生とも相談もして、賭けでしたけど、乃木坂46一本でやっていくことを自分で決めました。迷ったけどその迷いが活動の邪魔になっていたんです。これでようやく、他のメンバーと同じラインに立てたのかな。この決断をしてから、いいことが続くようになったんです。