乃木坂46ファンの期待を一身に背負って加入した3期生。そこでエースの西野七瀬さんからすべてを学んで欲しい!と思った編集部は与田祐希さんとのペアグラビアを企画しました。命は美しい!

動物好き

――西野さんは3期生との取材はこれが初めて?

西野 はい。他のメンバーが取材をちょこちょこやっているのは知ってたんですけど、私は初めてです。

――与田さんも先輩と一緒にお仕事するのは今日が初めてですか?

与田 (緊張した表情で)初めてです……。

――ガチガチじゃないですか(笑)。ちなみに武道館でのお見立て会と今日の撮影、どちらのほうが緊張しましたか?

与田 今です。

――即答ですね(笑)。まずお互いの共通項について話していきましょう。ふたりとも動物好きですよね。与田さんは実家で動物をたくさん飼っていますし。

西野 何を飼っているの?

与田 犬、猫、ウサギ、ヤギです。

西野 えっ、ヤギ!?

与田 はい。でも去年の12月29日に死んじゃって。

――えっ、あの「メープル」こと「ぶんぞう」がですか?

与田 そうです。年末に帰省したときに親から聞いて泣きました。

西野 どれくらい飼っていたの?

与田 大きくなってから飼い始めたんですけど、まだ数ヶ月でした。

――そもそもなぜヤギを飼うことになったんですか?

与田 庭に草がたくさん生えていて、お母さんが「ヤギに食べてもらえたらいいね」と言っていたら、ある日突然家にヤギがいたんです。

西野 面白い(笑)

与田 犬も突然お母さんが連れてきて。

西野 (撮影場所の古民家の庭を指し)与田ちゃんの家もこういう環境?

与田 庭に車庫があって、その周りが草むらで、丘みたいなのがあります。

――武道館で映像が少し流れましたけど、かなり田舎でしたよね。

与田 そうです。下校途中によくイノシシを見かけましたし。

西野 へえー、すごい!実家訪問してみたいな。しかも3期生は九州の子が結構いますもんね。

――与田さんが福岡、吉田綾乃クリスティーさんが大分、大園桃子さんが鹿児島と3人もいますからね。

西野 大園ちゃんは原付で学校に通ってたんですよね。

――そうです。しかも愛車はHondaジョルノで。

西野 (食いつき気味に)ジョルノ?

――さすが『ジョジョ』好きの西野さん、すぐにリアクションしましたね。

西野 ふふふ。ジョルノ・ジョバァーナを思い浮かべました(笑)

――そんなイノシシが出るぐらいの場所まで乃木坂46の名前が行き届いていて、しかも好きだったわけですものね。

与田 はい。中学のときは周りがみんな好きでした。

――ちなみにどなたが人気ありました?

与田 やっぱり白石(麻衣)さん、西野さんです。

西野 へぇ(笑)

――そんな西野さんと今日は一緒に撮影しているという。

与田 (無言でうつむく)

――隣の”生・西野七瀬”を直視できず、下を向いちゃってますけど(笑)。でも大好きなグループに入ると、それまでのファンでいるときとは状況が変わってきますよね。そこは自分の中でけじめがついているんですか?

与田 初めてお会いしたときは本当にすごく緊張しちゃって、ファンみたいな気持ちになってしまったんです。

西野 私たちも初めて会った後に「ファンの子みたいだね。でも頑張ってほしいし、だんだんと変わっていく姿が見られるのは楽しみだね」と話してました。

与田 嬉しい……その後に「もうこれからはそういう接し方をしたら失礼になるし、ちゃんと自覚を持って行動しないと」って3期で集まって話したんです。

――ではもう気持ちは切り替えられたと。

与田 やっぱり緊張はするんですけど……はい、緊張します(笑)

西野 まだ別々に活動しているから、一緒に何かやっていくことできっとほぐれてくるのかな。

アイドルとは

――ちなみにファンだった頃は、西野さんのことをなんて呼んでいたんですか?

与田 へっ?(笑)

――答えにくい質問ですよね。やっぱり「なーちゃん」ですか?

与田 はい(笑)

西野 そりゃあそうですよね(笑)

テレビや雑誌で見ていた頃と比べて、西野さんの印象は変わりましたか?

与田 いやもう、テレビで見てた頃も今もすごく優しくて、好きです……あ、何言ってるんだろう(苦笑)

西野 ふふふ。嬉しい。

――唐突に告っちゃいましたが(笑)。今回なぜ西野さんと与田さんという組み合わせだったかというと、17年1月号の表紙インタビューで西野さんの仕事への向き合い方のお話が本当に素晴らしくて、そういうところを与田さんに吸収してもらえたら、いい経験になるんじゃないかと思ってセッティングしたんです。実際、仕事をする上でまず何に気をつけたらいいですかね?

西野 なんだろうあんまり決めてないかも。決めるとそれに捉われてしまって、自分ぽくなくなっちゃうし。キャラを作る子もいるけど、それは私には向いてなくて。でもこの仕事ってみんながみんなアイドルぽくしていなくても好きになってくれる人はいるし、自分が嫌なところも「そこが好き」と言ってくれる存在がいることで、すごく安心できるんです。

――コンプレックスも武器になる世界ですよね。

西野 はい。でも、自分はこういうスタイルで行こうと決まるまでは時間がかかるものですよね。1期も2期もはじめは頑張りすぎちゃって、いま振り返ると黒歴史だなっていうのもあるから(笑)。ただ、なるべくはじめのうちにいろいろやっておいたほうがいい気がしますね。その失敗も、きっと後で笑えるし。

与田 私、お見立て会でどうしたらいいかわからなくて。特に特徴もないし、これは人よりできるってこともないし、唯一、一輪車に乗れるぐらいで。あと、福岡出身は私ひとりだけだったので博多弁を使ってみたんですけど。

西野 方言はすごく武器になるよ。

――しかもお見立て会では、結構攻めたことを言ってましたし。

与田 いやーっ!ちょっとやめてください!(笑)

――せっかくなので、黒歴史になるのか西野さんに判断してもらいましょうよ。

与田 いやいやいや!(笑)

――恥ずかしそうなので僕が代わりに言いますと、「ちぃっちゃいけど、色気はあるとよ」と。

西野 わぁ、すごい!

――すごく度胸があるなと思いましたよ。あれは自分で考えたんですか?

与田 何かインパクトを残さないとと思って……恥ずかしいですね(苦笑)

――でも西野さんが今言ったように、チャレンジしたことが大事なんじゃないですか。失敗することも含めて人に知ってもらうきっかけにもなりますし、それがいろいろ積もり積もって西野さんもここまでたどり着いたわけですものね。

西野 うーん……。

――あれ、そういう実感はないですか?

西野 確かにはじめの頃はひとりで表紙をやれるようになると思ってなかったし、振り返るとすごい上がってきたなとは思うけど、でも上がれた理由がわからなくて。「なんでだろう?」っていうのがずっと続いてます。自分が頑張ったのかもしれないけど、その結果って自分ではわからないじゃないですか。きっとファンの人たちの力が大きかったのかなってすごく思います。

――西野さんは最初の頃、他のメンバーとの仕事の数を比べたりしましたか?

西野 気にしてました。みんなのスケジュールも一緒に送られてくるので、誰が何の仕事をしているかわかるので。それに初期は出られる媒体も少なかったですからね。

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