14年春より、乃木坂46の活動に加え、OLとしての活動も兼任するマルチアイドル・新内眞衣。社会人3年目の16年は、これまでで一番激動の1年だった。

自分で言うのもなんですけど、16年は本当に超多忙でした(笑)。春から「オールナイトニッポン0」のレギュラーが始まって、「真夏の全国ツアー2016」やアンダーでの全国ツアー、2本の舞台(「じょしらく弐〜時かけそば〜」「墓場、女子高生」)、「46時間TV」も2回あったし、秋には選抜入り。本当に休みなしの1年だったと思います。これまでは14年に、OLをしながらアンダーライブがあって、その合間に乃木坂カフェがあったときが人生で一番忙しかったけど、16年ははるかに超えましたね(笑)。でも充実していることは、本当にありがたいと思っています。

ちょうど16年に入ってから、どんなお仕事でも全力で向き合おうと決めたんです。それは私がアンダーから選抜に上がれない理由が分からなくて、とりあえずできるところからやってみようと思ったから。それに深川麻衣ちゃんが卒業したことでグループ最年長になったことも大きくて、まずはちゃんとした大人になろうと意識を変えたところから、どんどんいい方向に進んでいって、お仕事も増えていったんです。

私は乃木坂46に入った当時から2期生では最年長でしたし、年齢のハンディキャップは感じていたので、最初から「若い子に負けないように、自分は常に全力で」と思っていたんです。それがちょっとずつ積み重なって結果につながっているのであれば、頑張ってきてよかったなとは思います。

握手会にしても、最初は10部からのスタートだったのが、ついに30部完売までいったんですよ。ファンの方が少なかった頃から考えると、体感的にも分かるぐらい。私はあんまり自分に自信がないタイプなので、ファンの方が増えてるという実感があるとうれしくもなりますし、ちょっとした自信に もつながリます。

握手会には「オールナイトニッポン0」のリスナーさんが来てくれるようになりました。「トラックの運転手で、深夜に聴いています」とか、よく握手会に来てくれてた女の子が「久しぶりにお父さんとしゃべったら、新内さんのことをラジオで知ってた」と2人で握手会に来るようになったとか。そういうファンの方の行動力ってすごいなと思うし、私もそれに助けられています。

一般社会ではまだひよっこ

乃木坂46に加入した当初はモデルを夢見ていた新内だったが、ラジオパーソナリティーとの出合いは彼女にとって大きなターニングポイントになった。

モデルさんに憧れていましたけど、でもやりたいこととできることって違うじゃないですか。あと、チャンスやめぐり合わせのタイミングもあると思うし。そもそも自分の名前が入った冠番組を持てることって、すごいですよね。私はニッポン放送の関連会社に就職してラジオに接する機会が増えて、15年はbayFMでレギュラー(「0L兼任アイドル 新内員衣のまいちゅんカフェ」)をやらせてもらい、終わったと同時に『オールナイトニッポン0』のお仕事がいただけた。私の乃木坂46での活動を語るうえで、ラジオの存在は欠かせないものになりました。

アイドルを応援するときに、パーソナルな部分は絶対に気になると思うんですよ。そういう点では私はこんなにさらけ出していいのかなと思う部分もあるんですけど(笑)、それでも私のことが好きと言ってくださる人が増えることは、とっても幸せだなと思います。

私はOLもしているとはいっても、同世代の社会人と比べるとやっぱり感覚がズレてる部分があるなと、友達と話しているときに感じて。乃木坂46にいるからOLのお仕事が際立つだけで、一般社会で見たらまだひよっこ、日々勉強中ですね。

最近、すごく言われるのは「卒業するの?」ということ(笑)。乃木坂46で最年長だし、年齢的なところで言われちゃうんですよね。でも全然そんなつもりないんですけど。だからといって永遠に居座るわけにもいかないので、どうしようかなと将来について漠然と考るようにもなりました。

やっぱりラジオのお仕事は続けたいですね。今はアイドルとしていろいろなお仕事に少しずつ触れることができるけど、その道一本で頑張っているプロの方たちと比べたら自分はまだまだ。でも一本に絞らず様々な世界を見てきた強みもあると思うので、乃木坂46での日々はすべて無駄ではないはずと信じて頑張リます。