チームNⅢの副キャプテンを務める荻野由佳、総選挙76位と結果を残した加藤美南、グループ最年少の小熊倫実。激動の2016年を走り続けた3人がメジャーデビューへ向けての意気込みを語る!

劇場って何か知らなくてケータイで調べました

――2016年1月10日、劇場オープンのことを覚えてますか?

荻野 最初からずっと泣いてました。もともと10月にオープン予定だったのが、延期して1月になって、やっとオープンしたんです。私は小学校の頃からずっとAKB48グループに入りたくて、あと一歩のところで届かなくて。やっと劇場に立てたという喜びもありました。

小熊 私は入って初めて劇場があるって知ったんです。今村支配人から「劇場があります」って言われて、「劇場って何だ?」って。それからケータイで調べて、いろんな公演があるのを知ったり。あと今村さんがセリの話をしたんですけど、「セリ?お祭り?」とか。

――完成した劇場を見てどうでした?

小熊 「何だ?これ!」って。動画で見てたのが、AKB48さん劇場とか、SKE48さん劇場なので、全然景色が違って。オリジナルの劇場だから、すごく感動しました。ロビーも飾られていて、映画館みたいだなって思いました。

加藤 私は友達から「立派な建物ができたね」とか「遊園地みたい」とか言われるのがすごいうれしくて。新潟に新たな名所が誕生したなって思いました。

――初日の公演はとうでしたか?

加藤 OVERTUREが流れて。オープニングで「PARTY!」って言ってから感動と、ここまでやってこれたといううれしさで、わけわからないぐらい泣いちゃいました。そこまで感情を出したことがないから驚きました。

荻野 やっぱりあの瞬間だよね。あと、かとみなが「やっとこのステージに立つことができて……」って泣きながら話してるのを見て、もらい泣き。

――公演では加藤さんの側宙が衝撃でした。AKB48グループの公演の歴史の中でも初めて見ました。

加藤 もともと前宙と側宙はできたんです。その頃、自分の武器がアクロバットしかなくて、側宙はまだ披露してないから、公演限定で見せようって。

荻野 レッスンでいきなり前宙や側宙をやり始めたんですよ。この見た目でそんなことできると思わないから、ビックリしました。今村さんもそれを見て、劇場でやろうとなったんです。

――失敗はないですか?

加藤 みんなすごく心配してくれるんですけど、幸いなことにないです。でも気持ちが沈んでるときとか、側宙をやった瞬間に、今日は駄目だなとかわかりますね。

――本人だけが気づく感覚ですね。ちなみに加藤さんが休演の日は?

荻野 おかっぱ(高倉萌香)が前転したことあります。私たちも知らなくて、いきなりやりだしたからビックリしました。

小熊 私、みかんの早むきをやりました!みかんが大好きで、スタッフさんから、今日は加藤がいないから、小熊にみかんの早むきをしてもらうって。

――何ですかそれ!

小熊 舞台の袖まで走ってみかんを受け取って、むいて、踊って、食べずに戻して。あれ何だったんでしょう(ニコニコ)

――何だったんでしょうね?荻野さんは何かやりましたか?

荻野 私はサプライズを驚く側です。

加藤 いちばん驚いてくれるよね。リアクションが大きいんです。

荻野 今まで一番驚いたのは、(佐藤)杏樹がスケボーに乗って、横からヒューって。何してんの!って思いました(笑)

――3月に初のオリジナルソング『Maxとき315号』が誕生しました。その話はどのタイミングで聞いたんですか?

小熊 いつも公演が終わって反省会があるんですけど、今村さんが『君はメロディー』のカップリングで、全員で曲を出しますって。いきなりだったのでびっくり。

荻野 ええぇーって。自分たちの歌だ〜って、びっくりしました!

――地元でのMV撮影はどうでした?

加藤 ずっと天気が良かったのに、撮影に合わせたかってくらい大雪で。

荻野 新潟の雪を初めて体験してヤバいって思いましたね。でも歌とぴったりになるなって。あとキャプテン(北原里英)がすごい苦戦してました(笑)。もう無理って。

加藤 あれくらい普通です(笑)。でも雪がなかったら新潟っぼくなかったから、撮影日が雪でよかったです。

――改めてみなさんにとって、どんな曲ですか?

小熊 仮歌が届いた時に、自分では珍しくすぐに覚えられたんです!歌詞がすごい良くて、メロディがすっと入って、不思議でしたね。

加藤 たぶんこの先、いくらシングルが出ても、思い出に残る曲なんだろうなと。

荻野 歌詞もメロディもいい。NGT48がこれから始まるんだって、みんなで泣きながらレコーディングした思い出があります。かとみなが言ったように、いくらシングルが出ても、この曲は愛していきたいし、大切にしていきたいですね。

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