乃木團のキーボードはすこく練習したんです

2016年8月30日、神宮球場で行われた「BIRTHDAY LIVE」の3日目。乃木坂46のメンバー8人で結成するバンド乃木團が登場し、川村真洋がギターの音を響かせる。しかし、乃木團メンバーは永島聖羅と深川麻衣が卒業したため、欠員が出ている状態だった。深川のギターは川村が補えるが、永島が担当していたキーボードはどうなるのか、ファンか見守るなか、そのポジションに入ったのは和田まあや。ファンは大歓声で新メンバーを迎えた。

スタッフの方から「キーボードをまあやにやってほしい」と言われたときはビックリしました。学校も他のリハーサルもあるから練習できる時問がないなって。乃木團のレベルが上がっていることも知っていたので、自分ができる気がしなくて「少し考える時間をください」と返事をしました。

そのまま「BIRTHDAY LIVE」のリハーサルを続けていたら、進行表の乃木團のところに(和田まあや)と名前が入っていて、「もうやるしかない」と決心しました。もともとピアノは習っていたけど、ピアノとキーボードは全然違うんです。タッチの感覚もピアノに比べてキーボードのほうが軽いし、かなり苦戦しましたね。乃木團のメンバーは仲のいい子たちばかりだったので、練習は楽しかったです。だんだんと完成に近づいていくのもワクワクしました。

途中から加入したので、ひとりで練習する時間も作るようにしました。自分で言うのもなんけど、すごく練習したんです。

初披露が神宮球場なので、深く考えると緊張してしまうから「楽しんで演奏しよう」と自分に言い聞かせてステージに立ちました。実際、雨さえも楽しく感じることができるほど素敵なライブになったと思います。メンバーから本番後に「ありがとう」と言われたこともうれしかったです。後から聞いたんですけど、「乃木團の追加メンバーとして誰を入れたいか」という話になった時、メンバーから私の名前が挙がったらしくて。私の方こそ「ありがとう」の気持ちが強いです。今後も機会があれば乃木團の活動ができればいいなと思ってます。

地元広島へ凱旋を果たす

2015年の乃木坂46全体のツアーではまあやの地元である広島公演があったが、2016年の夏はライブを行うことができなかった。しかし、9月22日に「アンダーライブ全国ツアー2016〜中国シリーズ〜」として、地元である広島に凱旋。和田まあやは2016年も「ただいまー!」と叫ぶことができた。

2016年は無理だと思っていたので、こんなに早く広島で凱旋ライブができるなんてうれしかったです。地元ということでテンションが上がって、すべてが楽しかったですね。楽しすぎて噛みまくったり、出るはずのMCに途中で気がついたり、ハプニングも多かったですが(笑)

4月に東北地方、9月に中国地方を回ったアンダーライブでは「表現力の向上」がテーマでした。これまでのアンダーライブはダンスの激しさや躍動感で勝負していたけど、今回はしなやかなダンスで歌詞の世界を届けようとパフォーマンスしたんです。これまでにない新しい世界の扉を開くことができて、大好きな公演になりました。

『乃木坂工事中』でメンバーのモノマネをやらせていただくことがあるんですけど、リハーサル中にメンバーを見ているうちになんとなく「この子はこんなクセがあるんだ」って気づくんです。ネタ探しのために意識することは全くありません。ただ、まいちゅん(新内眞衣)にはちょっかいを出したくなるので、わざとマネをすることがあるんですけどね(笑)

2011年に13歳で1期生最年少組のメンバーとして乃木坂46に加入した和田まあや。2016年に加入した3期生メンバー12名のうち、4名は中学生だ。16年4月に18歳になったまあやは、どんな気持ちで3期生を迎え入れるのだろうか。

3期生が入ったから「お姉さんにならなきゃ」と背伸びする必要もないと思ってます。ただ、私が入った年齢の13歳に近い子が何人かいるのは不思議な感覚があるし、とくに地方から上京したメンバーは大変だろうと心配もしています。共感できることも多いと思うので、話を聞いてあげるくらいのことはできたらいいな。

私の今の目標は、すべてのお仕事に対して「自分は何もしてない」ということがないようにすること。ライブの時間が一番楽しいので、個人的には汗をびっしょりかいてダンスをしている姿を見てほしいと思ってます。