2016年は乃木坂46に心を許せる友達がたくさんできました

――乃木坂46には趣味や特技を生かして様々なジャンルでソロ活動を展開するメンバーが多いが、その代表として名前が挙がるのが、2015年からNHKの将棋番組「将棋フォーカス」のMCを務める伊藤かりんだ。

2016年は大好きな将棋について、乃木坂46のファンのみなさんに知ってもらえたという手応えがありました。大きかったのは『乃木坂46時間TV』です。10分のコーナーで、2回とも将棋をテーマにしました。15年の冬に『乃木坂工事中』で、(齋藤)飛鳥(星野)みなみは「飛車角」というふうにメンバーを駒にたとえたのも好評で、身近に感じてもらえたかな、って。

11月に姫路城で行われた「人間将棋 姫路の陣」という将棋のイベントにゲスト出演させていただいたんですけど、その会場に想像していたよりもはるかに多い乃木坂46のファンの方たちが来てくれました。私が将棋に関するお仕事をすることで、乃木坂46のことも、将棋のことも両方知ってもらいたいので、それができていると感じられて、うれしかったです。

――2016年は、松村沙友理が率いる「さゆりんご軍団」の一員として『白米様』に参加した。

さゆりんご軍団が、まさか曲かできるまでに発展するとは思っていなかったです。私は歌うのが好きなので、ソロのパートをいただいて、私の声をみなさんに認識してもらえたというのが、一番うれしかったです。アンダーライブでは3人くらいのメンバーが一緒のパートを歌うことが多くて。私は後ろの列だからBメロを歌うことが多いので、ファンの方がコールをしてくれるすき間があまりないんですよね、でも、さゆりんご軍団の曲では、自分の名前だけをコールで呼んでもらっているのが聞こえるので、アイドルとしてのいい思い出になりました(笑)

アイドルに詳しくない将棋ファンの方が、歌番組に乃木坂46が出ているときに、私の姿を探してくれるんです。でも選抜ではないのでいないことが多いから、見つからないという声を聞くので、それは申し訳ない気持ちになりますね。

でも、私は選抜だけを目指しているわけではないというスタンスで活動しています。もちろん、選抜にも選ばれたいですが、アンダーライブならではのファンの方と近い距離感でみなさんの泣いたりしている表情がよく見えるので、自分ももらい泣きしたりする感じがすごく好きです。

3期生の活躍が楽しみ

2016年の変化としては、斉藤優里伊藤純奈川後陽菜西野七瀬とすごい仲良しになって、乃木坂46で心を許せる友だちがいっぱいできました。

最初は斉藤優里と私かディズニー好きという同じ趣昧を持っていて、ノリで海外のパークに「一緒に行こう」と言っていたことを実現したのがきっかけで仲良くなったんです。それからみんなで行動するようになって、今では「スイカ」というユニットになりました。いろいろ相談できるので、仲間ができたことはよかったなと思っています。お仕事が今まで以上に楽しくなりました。

2016年は『不等号』で初めて2列目のポジションに立てたので、周りから見たら小さな変化かもしれないですけど、違う景色を見ることができました。

2017年は、もっと楽しみです。未知数ですけど、3期生の存在が楽しみで。なかなか自分たち2期生の後に後輩が入ってこなかったので、まだかなとずっと思っていました。先日、3期生のみなさんと初めて会いましたが、緊張して、みんな泣いちゃってたんですよ。私たちが制服を来て、「乃本坂工事中」のセットのところにいたので、すごく輝いて見えちゃったんだと思うんです。きっと誰か1人が泣いたのが連鎖して、みんなか泣いちゃったんだろうなって、かわいいなぁと思いました。

3期生とは3年くらい間が開いたので、ライバルというよりも、「頑張れ」と応援できます。でも、1期生と2期生は、グループに入った時期が近くて、口には出さないけどいろいろな思いか当時はあったと思います。今となってはきっと、「あの頃に、もっとこうしてたらよかったな」というのがお互いあると思いますが、それを3期生に還元していければいいんじゃないかなって。

3期生は、しばらくは緊張すると思いますが、彼女たちが慣れたら乃木坂46をさらに勢いづけてくれると思うので、早く3期生と一体感が持てるようになりたいです。