速報9位というロケットスタートを切り、最終的には31位に初ランクインしたことで一躍2016年AKB48選抜総選挙の主役となった竹内彩姫。あれから1年が経ち、彼女の中で活動に対する気持ちと意味に大きな変化が生まれていた。

心が折れそうな後輩にとってカッコイイ見本であるために

激動の1年

――今年も選抜総選挙が近づいてきました!ズバリ目標は?

竹内 ファンの皆さんには、明確にお伝えしていないんですけど、去年いただいた31位を超えられたらいいなと思っています。「もっと上を目指しています!」とか「選抜入りしたいです!」っていうわけではありません。

――あれ、それくらいのテンションなんですね。

竹内 私は確証がないと明確なことは口にしたくない派なんです。ちゃんと考えてから発言したい派なので。

――去年、初登場にしてアンダーガールズ入りという快挙を果たしたことは影響していますか?

竹内 去年はホントにすごすぎました。(去年、総選挙を辞退していた)松村香織さんのファンの方が支援してくださったっていうのもあるんですけど。

――あの熱き研究生時代を共に過ごした先輩・後輩ですからね。

竹内 他にも辞退された先輩がいらっしゃったので、それも大きかったはずです。そういった事情を考えると、選抜を狙うなんて難しいと思うんです。

――かなり現実的なんですね。

竹内 そうです(笑)。

――アピールコメントになりそうですか?

竹内 「去年31位をいただいて、アイドル人生が変わりました」というような内容ですね。

――たしかに、去年の総選挙からの1年は、躍進が目覚ましかったですよね。グラビア、初選抜、じゃんけん大会6位と。

竹内 忙しかったです。「選抜ってこんなに忙しいんだ!」って思いました。いい1年だったと思います。

――そんな1年を過ごすと、欲が生まれてきそうなものですけど。

竹内 そうですね。でも、現状維持することって難しいことだと思うんです。ファンの方が若いメンバーに流れていることも知っていますし。

――8期生に(笑)。

竹内 そんな現実を知っていますけど、それでも上を目指すんだって言える立場になりたいですよね。

――6期生って何気に4年以上在籍していますからね。

竹内 再開した全国ツアーにも6期はたくさん参加していますね。

――北川綾巴さんがチームSのリーダーに就任する時代ですからね。「そろそろ私たちの世代が!」っていう、燃えるものってありますか?

竹内 以前、何人かの先輩と話をしていた時、「後輩とあまり話せない」って言っていたんです。「7期と8期は若すぎて……って。ましてや、同じチームじゃないと、接する機会もあまりないですから。そんな状況があるので、「じゃあ、6期生がパイプ役になろう」って同期と話したことがあります。5期と6期って、先輩と後輩のどちらとも仲良くできるんです。

17歳で結果を

――それはぜひともお願いしたいですね。SKE48として今年の総選挙はこうありたいという希望は?

竹内 SKE48は他のグループと比較するとランクインメンバーが多いほうじゃないですか。だから、今年も「総選挙に強いSKE48」っていうイメージが続けばいいなと思います。総選挙で躍進できるってすごいことだと思うんです。

――その後の仕事に影響もしますからね。

竹内 個人的に思うのは、私は研究生時代が長かったので、そんな自分がグループにできることって何だろうっていうことです。それは、今も研究生である片岡成美ちゃん、相川暖花ちゃん、和田愛菜ちゃんの希望になることじゃないかって思うんです。

――3人は7期生で、8期生とともに研究生公演に出演中です。

竹内 私たちがアップカミング公演をやっていた時代(2014年6月~2015年4月)と重なるんです。

――竹内さんは「昇格できなかった6期生」でしたが、アップカミング公演では日に日に存在感を発揮していきました。

竹内 アップカミング公演だけじゃなく、正規メンバーの公演のアンダーにも出演していました。それって、研究生からするとおいしかったんですよ。

――多くのファンの方の目に触れますからね。

竹内 そうです。今も昔も、学校との両立が大変で、心が折れそうなコもいるんです。でも、「総選挙でランクインできたし、選抜にも入れたよ!」って私が言えたら、先輩としてカッコいいじゃないですか。後輩にとって、いい見本になれたらいいですね。まだ17歳なので、アイドルでいるうちに何か結果を出したいです。

――17歳って、アイドルとして最強じゃないか説がありますから。

竹内 まだフレッシュですから、一応!

――完全にフレッシュです!総選挙でどうしても順位を意識してしまうメンバーっていますか?

竹内 いないです!私は勝負事があまり好きじゃないので。じゃんけんは好きですけど(笑)。じゃんけんは公平に決めるから好きなんです。できればライバルとかも決めたくないんですよ。誰かをライバルって言いたくない。

――そういう存在を設定したくない。

竹内 はい。みんなで仲良く生きていきたい(笑)。

――でも、それは48グループのシステムが許さないところがあリます。

竹内 そうなんですよねー。でも、誰に負けたくないかと言われたら、SKE48以外のグループに負けたくないです。

――個人として意識するメンバーは?

竹内 それはいません。そこまで話すことも・……いや、話しますけど!

――そんなに強く否定すると怪しくなります(笑)。SKE48で仲のいい後輩は?

竹内 みんな仲よしです。ドラフト1期の荒井優希ちゃん、高塚夏生ちゃん、松本慈子ちゃんも、7期生も、ドラフト2期生も。みんなです。妹がいるから、ちっちゃいコがすきなんです。教えてくださいって言われたら、ちゃんと覚えるまで面倒を見たくなります。

――特に目をかけた後輩は?

竹内 片岡成美ちゃんとはいろんな話をしてきました。生誕祭でお手紙を書かせていただいたこともあります。なんだか自分を見ているような気になるんですよ。頑張り屋さんで……っていうと私が頑張り屋みたいですけど。なんで昇格できないのかなって思うくらいのレベルにいると思います。

――総選挙でランクアップして、片岡さんと抱き合えたら最高ですね!


竹内彩姫 1999年11月24日生まれ、愛知県出身。SKE48 チームKⅡ所属。可憐さと豪胆さを左右に打ち分けるSKE48の「スイッチシンデレラ」。トップクラスのブログ更新頻度とファンメールの配信数を誇り、そのポジティブ精神で広くメンバーから慕われている。眼鏡姿も好評。愛称は「さきぽん」。