2曲連続でセンターを務める平手友梨奈と、最新シングルでその両サイドに立つ渡辺梨加と渡邉理佐。グループを代表する立場ならではの思いを語る。

『サイレントマジョリティー』で4月にデビューした欅坂46。4ヶ月ぶりと成る2ndシングル『世界には愛しかない』でも、初代センターでグループ最年少の平手友梨奈がその重責を託された。その両脇を固めるのは、渡辺梨加と今回フロントに初挑戦する渡邉理佐だ。ガラリと雰囲気の変わった今作、平手は爽やかでありながら、ポエトリーリーディングも盛り込まれた楽曲でどうセンターを務め、グループとしていかに表現すべきか戸惑ったという。

平手 前作に続いてセンターに決まったときは、『サイレントマジョリティー』を超えられるかプレッシャーがありました。事前にセリフがあるとは聞いていましたが、「こんなにたくさん?」って驚いたし、前作(の軍服をほうふつとさせるダークな緑)とは違って衣装も白。爽やかな笑顔で歌う曲調だったのも戸惑いました。レコーディングでは、セリフのところは「もう一度お願いします」とやり直したんです。『サイレントマジョリティー』を歌っていた私たちが、笑顔で「世界には愛しかない」を歌って、受け入れてもらえるのか正直不安もありました。

渡邉 どちらかと言えば、欅坂46はカッコイイ系の曲が好きなメンバーが多いんです。私は前回は2列目で、今回はフロントに選んでいただいたんですが、その違いを痛感しました。1列目は前にメンバーがいない分、より多くの人に見られるから細部まで丁寧に踊らなきゃいけない。2列目ではそこまで意識してなかったんです。そんな自分に対して、甘かったなって気づかされました。

渡辺 私は…笑顔はそこまで得意じゃないけど…まずは、ダンスと表情を頑張って貢献したいです。

雨と強風のなか笑顔で撮影

風車が回る草原を、爽やかに駆ける姿が印象的なミュージックビデオは北海道で撮影された。雨傘を小道具に使ったダンスを見せるなど新しい挑戦も多く、渋谷の工事現場で寒さと戦った『サイレントマジョリティー』とは違った苦労があったようだ。

渡邉 6月下旬に撮影したんですが、当日は寒くて途中から雨も降ってきました。ドラマも撮影中だったので体力的にきつかったし、爽やかな曲なので、ずっと笑顔でいるのは大変でした。でも、だからこそやり終えたときには達成感がありました。

平手 撮影した日は風も強かったんですよ。結局そのシーンは使われなかったけど、みんな一斉に傘を飛ばすシーンもありました。

渡辺 そう。強風でたくさん傘が壊れちゃったよね。

平手 現場では監督さんと(振付師の)TAKAHIROさんが話し合って細かい修正を加えます。その場で振りが変わったときは、集中して覚えました。

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