倉野尾 たまらなくなった私が、「ちょっと来て」って隣に座ってもらって。30分ぐらい話をしたんです。お互いに、「ごめん」って言い合って、やっと仲直りしたんですよ!2人とも号泣で!

宮里 ハハハハハハ!

倉野尾 ドライバーさんに申し訳なかったなぁ。全部丸聞こえだったから(笑)。そんな大ゲンカを乗り趣えての『となりのバナナ』だったから、めっちゃ感動的なんです!違うメンバーに替えてもらおうとまで思ったから。

宮里 スタッフさんも私たちのケンカを心配してたみたいで。

――仲直りのきっかけを作ってくれたんじゃないですか?

宮里 そうかもしれないですね。

倉野尾 すごかったのが、私たちの話が終わったのと同時に、バスが目的地に着いたんです!ドライバーさんが遠回りとかして、時間調整してくれたのかなっていうくらいピッタリで!で、2人でボロボロ泣きながらバスを降りたら、スタッフさんがニコッと笑顔で迎えてくれたっていう……。

――なんて出来すぎたエピソードなんでしょうか。

倉野尾 まあ、その3か月後にまたケンカするんですけど。

――これで終わりじゃないんですか!

倉野尾 その3度目のケンカも、きっかけが『となりのバナナ』で。

――勘弁してくださいよ(笑)。

倉野尾 エイトの1周年コンサートで、長崎でやった『となりのバナナ』が復活するということになっていて、私は嬉しいから、りらとたくさん練習したかったんです。でも、この人、レッスン場で寝てるんですよ。

宮里 ハハハ!

倉野尾 だかり、「起きて!」って怒ったんです。でも、「わかったぁ〜〜」ってむにゃむにゃ言いながら全然起きないんです。しょうがないから、「じゃあ、他の人と歌うから!」って言って、ひとりで練習を始めたら、りらが怒り始めて(笑)。

宮里 ハハハハハハ!

倉野尾 この時は、本番の前日に仲直りしたんです。私が謝りました。

宮里 本番で歌い終わってから、感動がすごかったよねー。

DJ RIRA

――普段、2人でいる時って、どんな話をしているんですか?

倉野尾 エイトのことが多いです。「今後のエイトはどーなる?」みたいな議題を私が出して。

宮里 夜8~9時頃に話し始めたのに、気づいたら1~2時になっていることばかりで。普段なかなか会えないから、話したいことが溜まってるんです。

倉野尾 1月のソロコンサートのセットリストも、ね?

宮里 あれも夜中だったね。

倉野尾 りらのほうが曲をよく知っているから、「こういう曲やりたい」と言えば、「だったら、これがいい」って。

――DJ RIRAじゃないですか!

倉野尾 ホントそうだよね。りらに決めてもらった曲ばっかりだった。

宮里 6~7回練り直したんです。それくらい凝ったセットリストになりました。本番の日はお手伝いメンバーとして出演もしたんですけど、出番がない時は袖から覗いてて。いつも隣にいるなるがひとりでコンサートをしていたから、涙がぽろぽろ止まらなくなって。

倉野尾 アハハハ!りらには何でも話してますから。親にできないような相談もしています。メンバーじゃないとわからないことってあるじゃないですか。何でも受け止めてくれるから、りらは。答えが出るわけじゃないんだけど(笑)。

宮里 でも、私は話してくれることが嬉しいんです。答えは出ないけど(笑)。

3度目の合宿

――本誌発売日にはすべて放送されている予定の『ネ申テレビ』の「チーム8合宿2017春」についてお聞きします。今回の合宿は、4月2日に開催されたチーム8のコンサートのオープニングアクトへの出演者を決めるオーディションです。

倉野尾 そうですね。結局、2日目の朝、私はリタイアしちゃったんですけど。

――そうなんですか!どこか動きがいつもと違うなと感じていたんです。

倉野尾 整骨院にも通っていて、合宿へも先生に来ていただいてはいたんですけど、どうしても痛くなってしまって。机に乗ってからジャンプして着地するっていう振り付けがあったんですけど、痛すぎてどうしてもできなかったんです。悔しくて、めっちゃ泣きました。

――以前から痛かったんですか?

倉野尾 そうですね。それもあって、オーディションに参加するかしないかも悩んでいて。

――今回のオーディションは自由参加制でしたが、最後まで悩んでいる姿が印象的でした。宮里さんは倉野尾さんの腰痛を知っていましたか?

宮里 知ってました。でも、なるは毎日普通にレッスンしていたんです。

――勝ち気な倉野尾さんがリタイアするというのは、よほどの痛みだったんでしょうね。宮里さんはいかがでした?

宮里 (先生の)東京ゲゲゲイさんが登場した瞬間、ビックリしちゃって……。メイクがすごかったから……。

倉野尾 怖かったよね!

宮里 (思い出しながら)あれは恐怖でした……。ブルブル……。

――恐怖はいまだ続いていますね(笑)。驚いたのは、今回のオーディションもまた役どころに対しての立候補制だったじゃないですか。ヒロイン役に立候補した11人に倉野尾さんはもちろん、宮里さんもいたことです。

宮里 前のオーディションではセンターのひとつ下のファーストというポジションを選んだんですけど、センターを選んだ5人が力ッコよく見えたんです。次はりらもやってみたいなと思っていたので、選びました。そうだ!あの日、靴を忘れちゃったんです。ムートンブーツで踊っていたから、落ちるのはわかってて(笑)。

――やる気ないと思われますよ(笑)。案の定……といったら悪いですけど、最初に落とされてしまいました。

宮里 あれは自分が悪いです!

倉野尾 でも、りらが挑戦してくれたということが嬉しかったですね。そう思ってくれる人が増えないと!前回は5人、今回は11人が一番いいポジションに立候補したので、競争心が出てきたなって思います。

――もしかして、そういうことを夜な夜な話している?

倉野尾 そうです!私がダーって8割ぐらいずっと。

――今日もそんな感じです(笑)。

宮里 でも、そんななるが誇らしいです。総選挙の速報も13位だったじゃないですか。その日は自分のことのように嬉しかったです!去年の総選挙も、なるが名前を呼ばれたら、涙があふれてきて……。でも、力メラで抜かれたのは私じゃなくて、私の隣にいた下青木香鈴ちゃんだったんですよ!

――今年は地元開催ですから、抜かれますよ!といつことで、今後はケンカをしないで仲良くやっていってください!


宮里莉羅 2002年3月30日生まれ、沖縄具出身。AKB48 チーム8所属。ウチナーの海と太陽が育んだ屈託のない笑顔と愛され力がほとばしる”笑顔のチャンプルー”。東京遠征の際には、東京ばな奈ではなく現地にはないコンビニのパンを家族へのおみやげとして仕入れてくるという微笑ましい一面も。愛称は「らんりー」。

倉野尾成美 2000年11月8日生まれ、熊本県出身。AKB48 チーム8所属。チーム8の先頭を走り続ける南九州の”不屈の闘将”。選抜の夢には届かなかったもののアンダーガールズへと着実なステップアップを果たした。1年目の快挙、2年目の悔しさを経て3年目に待つものは選抜しかない!愛称は「なる」。